ヤ:元信はスポーツと並ぶようなものある?同じような存在位置のもの

ゲ:なんだろね〜、一種独特だね。そういう意味では。なんか映画とか本とか漫画とかは自分の感覚で見てるのね、批評とかはあるけど、それよりは

ヤ:好きとか嫌いとか?

ゲ:自分がある、なんていうのかな〜

ヤ:スポーツは違うの?

ゲ:スポーツはたぶん、こう刷り込みなんだね。親がね野球好きでね、そこの教育の中でね、ジャイアンツを好きになったりするわけじゃん。そういう人が多いんだろうけど。そういう意味では特殊なんだよね。常に何かのフィルターがかかってるんだよね

ヤ:うーん。なんか自分のこと思い出すと。やっぱ自分も千葉だけど巨人が好きで、応援メガホンに数字49、クロマティの背番号を貼ったりして、親父に連れてってもらって嬉しくて嬉しくて、すごい覚えてるの。そういう原風景みたいなものを、大切にして変われない所もあるんだけど、野球でいうとつまんなくなってしまったと思ってる自分もいて

ゲ:おー

ヤ:闇雲に誰かを応援する事がなくなってしまうんだけど、興味が全くないかというと、一言でいうとどうしたんだプロ野球って気持ちで見てんのね

ゲ:あーそうなんだ

ヤ:そこになんか俺の中に野球愛を感じていて、粛々と努力というかピタっとはまって頑張ってるスポーツに目移りして。例えば白鵬が好きだったり。相撲業界も色々あってその中でやってる孤高な感じが好きだったりとか、そこは昔全然気づかなかったこと。ラグビーだっていいし、サッカーもJリーグ創世記のディアス笑

ゲ:ラモンディアスね、忘れないねあのループシュートね!

ヤ:あのアルシンドの時代ね、あの辺のアマリージャの時代があったりとか。なんか原風景で追いかけてた物と、もうちょっと鮮明になって自分の中でほんとに好きと言える物が分かれてきて、でもなるたけ同じ感じで見てる。スポーツのこと。でも人間だから好き嫌いがあって、例えば単純に嫌いになっちゃってるスポーツがあるんだけど、バレーボールとか

ゲ:バレーボール嫌いなんだ

ヤ:バレーボールを見ると一言物申したくなるし。フィギュアスケート見るとイラッとするの

ゲ:そうなんだ

ヤ:でもスポーツという土台で言うと、全部二重丸なの、格好つけて言うとアートが好きだから。スポーツも体を使ったアートみたいな気がするのね

ゲ:はい

ヤ:イチローのバックに投げる時のフォームの筋がいいとかに始まって、やっぱり予想も出来なきゃ努力の結晶で、魅了してるからすごい好きだなと思うんだけど。元信はそういう意味で言うと巨人というのが親から来て今だに残っているという

ゲ:プロ野球がつまらなくなってるというじゃない。わかんないんだよ。俺は

ヤ:そういう気持ちはない?

ゲ:野球を取り巻く環境はつまらないなって、昔より。昔の方がとにかく環境が面白い。でもプレーが変わってんのかっていうと分かんないの俺は

ヤ:へー

ゲ:変わってんの?

ヤ:さっきの球筋のところみたいな?

ゲ:そうそう、やっと見てるから

ヤ:ふーん

ゲ:プレー自体、野球つまんなくなった、サッカーつまんなくなったとかね、プレーは変わってるのか?と。取り巻く環境なんじゃないかと。って気がするんだけどどうなんすか?

ヤ:それは俺も知っての通りわかんないんだけど笑

ゲ:笑

ヤ:わかんないんだけど、例えば原の時代がね中畑とか山倉の時代がその後の桑田たちの時代も含めて良いと思ってたんだけど

ゲ:そうだね。面白いね。あの時代

ヤ:キングオブスポーツだったんだよね。選ばれし物の個性だとかいろんな物が切磋琢磨な上に成り立っている感じの熱気みたいなのがあった気がするんだけど、今は継続的な活躍とかそういう色みたいなのが取り巻く環境なのか、見えてこなくて、ストーリーが埋没しちゃってる感じがするんだよね。昔に比べてする。大洋ホエールズだったらスーパーカートリオみたいな

ゲ:あーはいはい

ヤ:それも誰かフィルターかけて編集してくれてたのかもしれないけど、なんかもうちょっとそれぞれのチームにグッとくるやつがいたんだけど、ロッテの4番て誰なの?とかさ、色々個性が埋没している感じ、薄まった感じにおもってるけどね

ゲ:はたして個性?どうなの?埋没してるの?そうか、当時キングだけだったから

ヤ:だけだったからかもしれないね

ゲ:人材が集中してたのかな

ヤ:多様化しちゃってる感じはあるよね。バスケがスラムダンク見てやりたくなっちゃった人が増えたように、カズとかがサッカー頑張ってサッカーが格好いい物になっていったように、拡散してってる感じはするけどね

ゲ:個性ね、個性

ヤ:たとえば野球で語っていっていいと思うんだけど、野球でオールスターズとかさ、ドキドキする対戦とか日本シリーズとか、毎年やってるって言うのもあるけどね。なんかそういうストーリーが見え隠れする物が前に出てきてるのが薄くなってきてる気がするけどね

ゲ:そうだよね

ヤ:とりまく分母みたいなものが、大リーグっていうのもあるのかもしれないけど

ゲ:そうね、ダルビッシュとかマーくんとか取られちゃってるからね

ヤ:俺プロレスも崩壊したと思っていて。分母の問題もあるけど球団数が増えてったり、選手の移管がね、やっぱり鎖国っていいんじゃないかって、狭いって面白い要素にあるんじゃないかって思うけど

ゲ:猪木がいて、馬場がいて、鶴田がいて、その下に三銃士がいて、向こうには三沢もいて小橋もいて

ヤ:三沢と長州が戦えないけど、ゲームで戦えるから、ハンセン対あいつはどうなんだとかさ

ゲ:長州、天龍がいたり凄いよね

ヤ:そこが戦えちゃうようになっちゃって、1回2000年前後で少し崩壊した感じが

ゲ:なるほどね、確かにね。やった時は来たと思ったけどね

ヤ:ゲームが始まったと思ったよね。

ゲ:マジか!と。マジでやんのか!!

ヤ:そこで一勝一敗持ってきたじゃん髙田とか橋本とかでさ、あれでがっかりもしたんだけどさ

ゲ:そうだね

ヤ:プレミアリーグで言うと、今レスターが一位なんすよ。こういう予定通り行かないって言うのがさ

ゲ:確かにね

ヤ:どうしても見てる者を止まさないというか、ラグビーの南アフリカ戦は10回は見てる。最近も見てる、残り7分とか15分とかの

ゲ:見てるんだ

ヤ:見てる見てる。Youtubeに上がってるから見てて、スタジアムでもしかしたら奥さんなのか親戚なのか、凄い長いラグビーファンなのかわかんないけど、泣いてたり応援してたりする様子が、表情が何回みても飽きないんだよね

ゲ:そうなんだ

ヤ:そういう歴史的快挙があった後に知る事っていっぱいあったじゃん。超練習してたとかさ。それでまた知ってみたら、あーこの時こういう動きしてたんだとか、そういうのでまだ飽きないの

ゲ:何を見てんの?ストーリー?

ヤ:めちゃくちゃそこをみてるとおもうんだよね。むかし正月とかの過ごし方にバラエティーがなかったから、正月スポーツが凄い好きで、大学ラグビーより高校ラグビーが凄い好きで、特に守備してる姿とかにアメフトとかも好きだったけどラグビーの方がキングオブスポーツな感じが

ゲ:たしかに、ラグビーの方が集まってる感じがする

ヤ:ずっと走ってるから!野球が途中で嫌いになったのは、オンとオフがあるなーって思ったりとか。そういう意味でいうと、後追いで自分の理解が促進されて見るスポーツもあるから、自分の中にすとんと落ちてきたり、みんながどう感じてるのかっていうのが。。。

ゲ:そもそもスポーツってなんなのかね?体を動かしてたらスポーツなのかな?

ヤ:うーん調べとけばよかったね

ゲ:スポーツとは何かとね?

ヤ:まーそういうことじゃないとして

ゲ:特殊な見方をしてる

ヤ:スポーツって言ったって例えば自分がやるのが好きかとか見る方が好きかとか、見る方って言っても種類とか曾気にしてる事とかって、人によって違うと思うんだけど。やる、みるとか応援するとかだった、どういうバランス?

ゲ:やるのは好きだよね。楽しいよね

ヤ:めちゃくちゃ楽しいけど

ゲ:今最近はやってないけどね

ヤ:見るんだったら野球でしょ

ゲ:そうだね

ヤ:やるは野球なんてやんの?

ゲ:野球やんない

ヤ:やるだったらなに?

ゲ:フットサル。やってないテニスね。サーフィンね

ヤ:サーフィン!

ゲ:全然やってないけどサーフィンね。やりたい

ヤ:結構スポーティーだね

ゲ:そうだね

ヤ:結構あれだよ。フットサル、テニス、サーフィンって言ったら、皆さんにはこれ文字でしか見えてないですけど、相当なイケメンが来てるみたい笑

ゲ:そうだよイケメンが話してんだよ笑

ヤ:いや、中身がイケメンなんだよたぶん笑

ゲ:俺中身がイケメンなのかも。。。それ日村じゃん

ヤ:爆笑 例えばね

ゲ:いっちゃんダメなやつ

ヤ:いやいっぱいいると思うよ。中身がイケメンの方が良いと思うよ。

ゲ:確かに中身イケメンだわ

ヤ:すごいじゃん。その3つ

ゲ:あと次走ってるって言おうとしたら

ヤ:あ〜やばいじゃん

ゲ:イケメンだろ?

ヤ:笑

ゲ:ダセーー

ヤ:ださくないよ。まーそこはいいや笑。応援してるのは巨人の以外に何かあるの?インテルのこと笑

ゲ:インテルはいまいちだね、お金かけなくなって。そういう意味ではレアルだね

ヤ:っていうか、じゃあ王道が凄い好きなんだ笑

ゲ:王道が好きなの。バルサよりレアルなの

ヤ:巨人だし、レアルだし。それなんなの

ゲ:イケメンだから

ヤ:イケメンだね笑 端っことか中途半端なとこはあんまピンとこないんだ

ゲ:こないね、バルサですらピンと来てないからね

ヤ:それ結構すごい、やっぱ個性がすごい出てるよ。スポーツと元信の対峙の仕方

ゲ:確かに

ヤ:さっきのやってることのメニューもそうだし、応援する所もかなりの王道なんだけど

ゲ:ド王道!だから恥ずかしいんだよね。でもすきなんだよね

ヤ:それは恥ずかしいんだ

ゲ:だってだせーなって思うじゃん

ヤ:でも王道を追求していくと、白鵬とかイチローもそうだけど追われる側を行く人と、それを倒す側が面白いと言う人ととね

ゲ:相撲だったら千代の富士が好きだからね俺

ヤ:笑 白鵬は好きじゃないんだ

ゲ:白鵬はまだまだでしょ。ウルフにはかなわないでしょ

ヤ:かなわないのかな。優勝回数半端ないよ

ゲ:白鵬強いね

ヤ:ペレ

ゲ:へ? 

ヤ:ペレ笑

ゲ:ペレ笑 いやいやいや

ヤ:ベッケンバウアー

ゲ:ペレって言われたらマラドーナだね

ヤ:あー。スポーツとはなんですかって言われたら、なんだろうね。今日それは答えだしたいね。

ゲ:動いてればスポーツだったらさ、いやでもあれもさお正月大食い選手権とかあるじゃん。あれも俺スポーツに見えるんだよね

ヤ:え?どういうこと?

ゲ:ジャイアント白田とかさ、すんごいじゃん、そこにいるライバル小林尊とか

ヤ:いや、わかんないよ

ゲ:すっごい早いの。あれはスポーツに見えてる、これはK−1ファイターより確実に凄い

ヤ:うん

ゲ;だって食べるってさ、あの原始的な行動をさ、ただどれだけ早く食べれるかどれだけ多く食べれるか競ってるわけでしょ

ヤ:うん

ゲ:ある意味体も使ってるからさ、これもスポーツなんじゃねーかと

ヤ:極限に挑んでいるのを競い合ってるストイックなものをスポーツと呼んでるんじゃない?元信は

ゲ:そうかもしれない。あれはねすごい好きなんだよ。大食い選手権

ヤ:そういう内臓というか骨みたいな所を見てるんだろうね。自分たちはそれぞれ。興味監視の中にね

ゲ:ギャル曽根とかはたいして食べないから、あれは王道じゃないからたいして好きじゃない

ヤ:爆笑 いやいいよ別に。

ゲ:二軍じゃ!と思う

ヤ:じゃあそんなかにもトップアスリートがいるんだ

ゲ:やっぱジャイアント白田は強かった

ヤ:ふーん。いいよジャイアント白田の話は。例えばさ朝練とかさクラブを磨くとかさ練習してるとか分析してるとか、見えない所を見てるんじゃないの?

ゲ:あーそうだね。

ヤ:そんな行き当たりばったりでやってるスポーツなんてないじゃん。一流はそこにはいないじゃん。そういう所に勃起してんの?

ゲ:何に勃起してるのかね?

ヤ:ジャイアント白田の方がよさそうだから笑、なんなの?ジャイアント白田の何を見てるの?

自分にない物を見てるの?

ゲ:非人間性を見てるね。なんなんだあれは。なんであんな食えるんだっていう。のは見てるね。そういう意味ではなんであんな早い球投げれんのかっていうところ

ヤ:すごいよね

ゲ:すごいよ!俺ら肩抜けそうになったとしても80㌔とかだからね

ヤ:笑 まぁそうだね。サッカーとかやってもフィジカルの違いが分かるよね。勝てないって。このレベルでも思うもんね

ゲ:すごっっ!て思うもん。その頂点だからね

ヤ:尊敬してるんだね

ゲ:そうなんだよね。やっぱ勝った負けたは凄い見るよね

ヤ:団体個人はどうおもってんの?

ゲ:そんな線引きないけど、団体の方が好きなのかもしれないね。テニスとか面白いけど

ヤ:テニス、ダブルス人気無いよね

ゲ:人気ない

ヤ:卓球もそうかもしれないけど、なんか二番目になってるよね

ゲ:やっぱりストーリーがね、個人でNo.1の方がやっぱストーリーが面白いよね

ヤ:うん。元信が最近泣いたとか感動したとか、心を揺さぶられたスポーツの場面とか結果とか引退でもいいんだけどエピソードと言ったらなに?

ゲ:最近ね、野球だけどね。ドームの最終戦でね、インタビューがあったんだよね。最終戦でありがとうございます。みたいなね

ヤ:分かる。俺も聞き返されたら、フロンターレの最終戦見に行ったんだよね。それがすごいよかった。

ゲ:まーそう、阿部が話してさ。これからクライマックスいくけど云々っていってたんだけど、今日は阪神の同級生の関本選手が引退なので大きな拍手を!と言いだして、なんかしんないけどちょっと感動しちゃって、なんだ!どうした!スポーツマンだな!こいつ!って。そしたら隣にいた人がたまたま泣いてて、なんだこいつ良いやつだなって。俺は泣いてないんだけどなんかジワってきて、言ってる事と周りの人の反応とが、あれはテレビで見てたら何も感じないと思う。そこにいたことで感じる何かがあるんだなって

ヤ:人間がやってんだなって

ゲ:そこにいるっていうね

ヤ:生。やっぱ活字じゃない所に笑 活字だと綺麗なこと並べられるけど

ゲ:あんなの活字で言われてもなんにも来ないもん

ヤ:俺はフロンターレの話だけどさ、たまたま仕事でチケットもらっていったんだけどさ、最終戦で大久保が得点王になるっていう。シュートも決めて

ゲ:劇的だね

ヤ:大久保も奥さんが病気で髪が抜けちゃうから自分も坊主にして、子ども3人いてっていうのをニュースでみてて

ゲ:あー

ヤ:で、9位かなんかかなフロンターレ。まー順番にマイクもって中村憲剛、風間監督、球団社長

まー一言でいうとスポーツマンだから、ちょっと話がそれちゃうけどジャニーズが5人メンバーいたら5人挨拶が違うように、みんな上手いわけよ。でも自分たちがダメだった所と感謝みたいなのがあふれてて、お詫びと感謝が熱く出てて、熱気に泣かないけど、こういう世界なんだな本当に真剣にやってて。ホームで結果出せなかったみたいなのね、でもずっと応援してくれてありがとうございました。こんな不甲斐ない成績は全部自分の責任ですみたいな。約束したことが全然守れてません、とかめちゃくちゃ、潔くいうんだよ

ゲ:すごい

ヤ:その人間力とか、潔さとか、なんかうぉー!って気持ちが高揚して現場っていいなって思って。それはすごいあったね

ゲ:感動屋さんだから結構あるでしょ

 ヤ:うん。あるけど、同じくらい嫌いな物もあるし、だから好き嫌いがはっきりしてるから。