よのじとシューゴ

よのじとシューゴのフォトセッションが始まって、すでに8ヶ月。本当に人知れず、写真を撮り、コメントを描き、記録を残している。それなりに課された気分で、カメラを担ぎ、日々を暮らしているらしい。自由な日々もいいけれど、少しの縛りは、時間の使い方では有効だと思っている。仕事でも個人能力でも時間の使い方が上手だったり、集中力があるヒトは、中々の手練。そこに体力があれば、かなりの高スペックだといえる。センスやコミュニケーション力は、磨けば育つもの。集中力や体力は、気合いでもいけるように思えるが、特に若かれし日々の鍛錬や環境によって身に付くものだと信じている。よのじとシューゴは正反対な雰囲気がある。ピッチャーでいえば、信念の速球派と多彩な変化球派。同じ野球をやっているんだが、アプローチが違う。自分と違うものをはっきりと意識して、ボールを投げ合う姿を目撃している。「何のために」やっているのかと聞かれれば、答えをそれぞれ持っていると思うけれど、俺は、自分を知るためにやっていると思っている。そして外にアウトプットすることで、発見のチャンスがある。手作りを大事にする大切な仲間の二人。1年間続けて、一旦終わりにする予定だが、やらなかったその後とやったその後に違いがあることを期待している。そんな若芽の二人をみながら、ギター歴24年の俺は、最近もギターを弾くのが変わらず好きで、でも練習は嫌いで、曲らしきもの作りには精を出している。この腕前で24年とは職人もびっくり。そして、その腕前で人前でライブをしている俺は、度胸があると思っている。それか無知かである。